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PR・タイアップ案件の受け方|クリエイター・配信者が確認すべき条件チェックリストとPR表記のルール

目次
  1. PR案件はどこから来る?
  2. 受ける前に確認したい条件チェックリスト
  3. PR表記のルール(いわゆるステマ規制)
  4. 内容にも気をつける
  5. 受けるかどうか迷ったときの判断基準
  6. 投稿後にやること
  7. Citrushub CRMで、PR案件をまとめて管理
  8. まとめ
  9. 参考資料

フォロワーが増えてくると、企業から「商品を紹介してもらえませんか?」「タイアップ配信をお願いしたいです」という相談が届くようになります。PR案件は、クリエイターや配信者にとって大きな収入源のひとつです。

一方で、条件をよく確認しないまま受けてしまうと、「思っていたより作業が多かった」「投稿が広告に使われ続けていた」「PR表記のことで炎上した」といったトラブルにつながることもあります。

この記事では、PR・タイアップ案件を受けるときに確認すべき条件と、PR表記のルールを解説します。

この記事は2026年10月12日時点の情報をもとにした一般的な解説です。具体的な契約内容については、必要に応じて弁護士などの専門家にご相談ください。

PR案件の流れ
  1. 条件を確認する報酬・投稿内容・二次利用・競合排除・報告を書面で確認
  2. PR表記をして投稿する「広告」「PR」などを、すぐ目に入る場所に
  3. 記録と報告投稿URLとPR表記の画面を記録し、企業に報告
  4. 請求と入金確認請求書を送り、支払期日に入金を確認

PR案件はどこから来る?

経路 特徴
企業からの直接の依頼 DMやメール、公式サイトのお問い合わせフォームから届く。条件は個別に相談
マッチングサービス 企業とインフルエンサーをつなぐサービス。条件がテンプレート化されていることが多い
事務所・代理店 事務所やPR会社が間に入る。報酬から手数料が引かれることがある
SNSの公式の仕組み プラットフォームが用意しているブランドとのコラボの仕組み

経路がばらばらだと、案件の管理も分散しがちです。複数の経路から案件を受けるなら、どこから来た案件かも含めて1か所で記録しておくと、あとで振り返りやすくなります。

受ける前に確認したい条件チェックリスト

お金のこと

  • 報酬の金額(税込か税抜か、源泉徴収があるか)
  • 支払期日と支払方法
  • 商品の提供だけで報酬がない案件か(その場合も受けるかを判断する)
  • 交通費・撮影費などの経費をどちらが負担するか

投稿・配信の内容

  • 投稿の形式(配信、動画、ショート動画、Xの投稿、ストーリーズ など)と回数
  • 投稿予定日、または投稿してよい期間
  • 台本や構成の指定があるか、どこまで自由に話してよいか
  • 投稿前に企業の確認(事前チェック)があるか、修正は何回までか
  • 言ってはいけない表現(効果をうたう表現など)の指定があるか

権利と期間

  • 二次利用:企業が投稿や配信の切り抜きを、自社の広告・Webサイトなどで使うか。使う場合の範囲と期間、追加の報酬
  • 投稿の削除:投稿をいつまで残す必要があるか、削除してよいか
  • 競合排除:一定期間、同じジャンルの他社の商品を紹介しない約束があるか。その期間と範囲

報告

  • 投稿後に報告が必要か(投稿URL、再生数・いいね数などの数値、スクリーンショット)
  • 報告の期限

条件は、企業から書面やメールで受け取っておくのが基本です。企業などの事業者から個人のフリーランスへの依頼であれば、発注者には取引条件を明示する義務があります(依頼の契約・利用規約で決めておくべきこと)。

PR表記のルール(いわゆるステマ規制)

2023年10月1日から、広告であるのに広告であることを隠す表示(ステルスマーケティング)は、景品表示法で規制されています。

  • 規制の対象は、広告を出す**企業(広告主)**です
  • ただし、企業から依頼を受けて紹介するクリエイターも、広告であることがわかるように表記することが求められます
  • 消費者庁の運用基準では、「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった文言や、「A社から商品の提供を受けて投稿している」のように企業との関係を示す文言が、広告であることがわかる表示の例とされています

わかりやすい表記にするコツ

  • 投稿の冒頭や、動画・配信のタイトル・概要欄など、すぐ目に入る場所に書く
  • たくさんのハッシュタグの中に紛れ込ませたり、小さな文字や見えにくい色で入れたりしない
  • 動画では、画面上の表示と口頭の両方で伝えると確実
  • 企業から指定された表記の方法があれば、それに従う

表記したことを記録しておく

あとから「PR表記がなかったのでは?」と言われたときのために、表記を入れた状態のスクリーンショットや、投稿のURLを残しておくと安心です。

内容にも気をつける

PRであることを表記していても、商品の効果を大げさに伝える表現は問題になることがあります。特に、健康食品・化粧品などの効果・効能については、使える表現が法律で厳しく決められています。企業から渡された資料にない効果をうたったり、「絶対」「必ず」といった言葉で言い切ったりしないようにしましょう。

受けるかどうか迷ったときの判断基準

  • 自分が本当に良いと思える商品か:ファンは、あなたが心から紹介しているかを感じ取ります
  • 自分の活動の世界観に合っているか
  • 条件と報酬のバランスは適切か:作業量・二次利用・競合排除の制限を考えて判断する
  • 企業とのやりとりは誠実か:条件をはっきり示してくれるか、返信は丁寧か

断る場合も、ていねいにお礼を伝えれば、別の機会につながることがあります。

投稿後にやること

  1. 投稿のURLと、PR表記を入れた画面を記録する
  2. 企業に投稿の報告をする(必要な数値をまとめて)
  3. 請求書を送る(請求書の書き方とインボイス制度)
  4. 支払期日に入金を確認する(遅れたら報酬の支払いが遅れたときの対処法)
  5. 二次利用や競合排除の期間を記録しておく

Citrushub CRMで、PR案件をまとめて管理

Citrushub CRM では、PR・タイアップ案件を、制作の依頼と同じ工程ボードでまとめて管理できます。

  • 案件の種類を「PR・タイアップ」にすると、工程が「投稿準備中」「投稿済み」のように表示されます
  • 投稿予定日・掲載URL・PR表記の確認を記録できます。PR表記の確認や取り消しは履歴に残るので、あとから説明が必要になったときにも安心です
  • 投稿予定日を過ぎた案件や、投稿済みなのにPR表記の確認が記録されていない案件は、ダッシュボードの「要対応」でお知らせします
  • 依頼元として、企業からの直接の依頼・マッチングサービス・事務所や代理店などを記録でき、経路ごとに振り返れます
  • 二次利用の範囲や競合排除の条件は、案件のメモに残せます

公式サイトのお問い合わせフォーム(Citrushub Site)に届いた企業からの相談は、自動で案件として登録されます。

まとめ

  • PR案件は、直接の依頼・マッチングサービス・事務所や代理店などから届く
  • 受ける前に、報酬・投稿内容・二次利用・競合排除・報告の条件を書面で確認する
  • 「広告」「PR」「プロモーション」などの表記を、すぐ目に入る場所にわかりやすく入れる
  • 効果を大げさに伝える表現は避ける
  • 投稿後は、記録・報告・請求・入金確認までをセットで行う

参考資料

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