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「平日は会社員、夜と週末はイラストレーター」「学生をしながらVTuber」——本業と並行して創作活動をしているクリエイターはたくさんいます。副業なら、収入の不安が少ないまま、好きなことを仕事にする一歩を踏み出せます。
ただ、時間・体力・お金の手続きなど、副業ならではの悩みもあります。この記事では、副業クリエイターが無理なく両立するためのコツを解説します。
この記事は2026年10月12日時点の情報をもとにした一般的な解説です。税金の取り扱いや住民税の手続きは、状況やお住まいの自治体によって異なります。最新の情報は国税庁やお住まいの市区町村で確認してください。
まずは会社のルールを確認する
副業を始める前に、勤務先の就業規則を確認しましょう。
- 副業が認められているか(許可制・届出制・禁止など)
- 届出が必要な場合、どんな手続きが必要か
- 同業他社での仕事や、会社の業務と競合する活動が制限されていないか
- 会社の機材・情報・時間を使わないこと
会社のルールに沿って活動することが、長く安心して続けるための前提です。
時間の使い方:「受けすぎない」が最大のコツ
副業クリエイターの最大の悩みは、時間が足りないことです。
使える時間を先に決める
「平日は1日2時間、土日は1日5時間」のように、創作に使える時間を先に決めて、その中で受けられる依頼の量を考えます。週に使える時間がわかれば、1件にかかる時間から、同時に受けられる件数がわかります。
受付枠を決める
「月に3件まで」「同時に進めるのは2件まで」のように、受付の上限を決めておきましょう。依頼が多いときは、受付を一時停止するのも大切な判断です。
納期は余裕をもって
本業が忙しい時期(繁忙期、試験期間など)を考えて、納期は余裕をもって設定します。「ご入金から4週間」のように、少し長めに設定しておくと安心です。
料金を上げることを恐れない
忙しくて手が回らないときは、件数を増やすより料金を見直すほうが、時間と収入のバランスがよくなります(依頼料金の決め方)。
お金の手続き:確定申告と住民税
副業の所得が年20万円を超える所得 = 収入 − 経費
- 所得税の確定申告が必要
- 確定申告書の第二表で、給与以外の所得の住民税を「自分で納付」にする欄を選べる
副業の所得が年20万円以下所得 = 収入 − 経費
- 所得税の確定申告は不要
- ただし、住民税の申告は必要(お住まいの市区町村へ)
住民税の扱いは自治体によって異なる場合があります。源泉徴収された報酬がある場合は、確定申告で税金が戻ることもあります。
所得が20万円を超えたら確定申告
給与を1か所から受け取っていて年末調整を受けている会社員は、副業の所得(収入から経費を引いた額)が年20万円以下であれば、所得税の確定申告は不要とされています。20万円を超えたら、確定申告が必要です。
- 判断の基準は「収入」ではなく「所得」です
- 経費として認められるものは確定申告で経費にできるもので解説しています
- 源泉徴収された報酬がある場合は、確定申告をすると税金が戻ってくることもあります
20万円以下でも住民税の申告は必要
所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は必要です。お住まいの市区町村に申告しましょう。
副業分の住民税の納め方
会社員の住民税は、通常、会社が給与から天引きして納めます(特別徴収)。確定申告をする場合、確定申告書の第二表にある「住民税に関する事項」で、給与・公的年金等以外の所得にかかる住民税を「自分で納付」(普通徴収)にすることを選べる欄があります。
- 対象になるのは、事業所得や雑所得など、給与以外の所得です。副業がアルバイトなどの給与の場合は、この方法を選べないことがあります
- 実際の取り扱いは自治体によって異なる場合があるため、お住まいの市区町村に確認しましょう
開業届は必要?
副業でも、継続的に収入を得ているなら開業届を出すことができます。青色申告で節税したい場合などは、開業届とあわせて青色申告承認申請書を出すのがおすすめです(開業届の出し方)。
本業とのバランスで気をつけたいこと
- 体調を最優先にする:睡眠時間を削り続けるのは長く続きません。疲れているときは受付を止める勇気を
- 本業の時間に副業をしない:返信も含め、勤務時間中の対応は避ける
- 連絡の時間を決める:「返信は平日の夜と土日にまとめて」と依頼者に伝えておく
- 身バレに気をつける:活動名で活動している場合は、プロフィールや写真から勤務先や本名がわからないように(身バレを防ぐプライバシー対策)
「いつか専業に」を考えているなら
副業から専業を目指すなら、次のような記録を残しておくと判断の材料になります。
- 月ごとの売上・経費と、その推移
- 依頼の件数と、1件あたりの作業時間
- リピートしてくれる依頼者の数
- 企業からの依頼の割合
数字で振り返ることで、「専業にしても生活できそうか」「何を伸ばせばいいか」が見えてきます。
Citrushub CRMで、限られた時間を上手に使う
副業クリエイターにとって、依頼の管理にかける時間は少ないほど助かります。
Citrushub CRM なら、案件名と依頼者名の2つを入れるだけで案件を登録でき、スマホからでも工程をボタンひとつで進められます。納期や支払期日が過ぎた案件はダッシュボードの最初の画面でお知らせするので、本業が忙しい時期でも見落としを防げます。今月の受注額・入金額や直近6か月の推移も自動で集計されるので、副業の収入を振り返るのにも役立ちます。
まとめ
- 副業を始める前に、勤務先の就業規則を確認する
- 使える時間を先に決め、受付の上限と余裕のある納期を設定する
- 副業の所得が20万円を超えたら確定申告。20万円以下でも住民税の申告は必要
- 確定申告書で、給与以外の所得の住民税を「自分で納付」にできる欄がある(扱いは自治体に確認)
- 体調を最優先に、記録を残しながら、無理なく続ける

