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有償依頼サイト比較|Skeb・ココナラ・SKIMA・pixivリクエストの手数料と手取りの違い【2026年版】

目次
  1. 依頼サービスは「やりとりの仕方」で2つに分かれる
  2. 5つの方法の比較表
  3. 1万円の依頼を受けたら、手取りはいくら?
  4. 1. Skeb(スケブ)
  5. 2. pixivリクエスト
  6. 3. ココナラ
  7. 4. SKIMA(スキマ)
  8. 5. 自分の公式サイトで受ける(Citrushub Store)
  9. 目的別の選び方
  10. よくある質問
  11. まとめ
  12. 参考資料

有償依頼(コミッション)を受けたいと思ったとき、まず迷うのが「どのサービスで受けるか」です。Skeb・ココナラ・SKIMA・pixivリクエスト……名前は聞いたことがあっても、手数料も、依頼者とのやりとりの仕方も、作品の権利の扱いも、サービスによってかなり違います。

この記事では、よく使われる4つの依頼サービスと、自分の公式サイトで受付枠を販売する方法を、同じ基準で比べます。

この記事について この記事は、比較対象のひとつである Citrushub Store を運営する BlueCitrus が書いています。ほかのサービスも同じ基準で比べ、Citrushub Store についても苦手なことを書きました。手数料・仕組みは 2026年10月17日時点で各サービスの公式ガイド・ヘルプで確認した内容です。改定されることがあるため、使う前に必ず公式の最新情報を確認してください。

依頼サービスは「やりとりの仕方」で2つに分かれる

手数料を比べる前に知っておきたいのが、依頼者とどこまで話し合うかの違いです。ここが合わないと、手数料が安くても使いにくく感じます。

やりとりの仕方で分けると

おまかせ型Skeb・pixivリクエスト

  • 依頼者がお題と金額を決めて送る
  • 描きたい依頼だけ受ければいい
  • 打ち合わせ・修正のやりとりがほぼない
  • 料金表や細かい条件は決めにくい

相談型ココナラ・SKIMA

  • 自分でメニューと料金を決めて出品する
  • メッセージで打ち合わせ・修正ができる
  • 企業や細かい指定のある依頼も受けやすい
  • やりとりの手間と、手数料は大きめ

自分のサイト型公式サイト+Citrushub Store など

  • メニュー・料金・規約を自分で決める
  • 依頼者と直接やりとりできる
  • 手数料は低め
  • 依頼者は自分で集める

5つの方法の比較表

Skeb pixivリクエスト ココナラ SKIMA Citrushub Store(自分のサイト)
タイプ おまかせ型 おまかせ型 相談型 相談型 自分のサイト型
クリエイターの手数料 最大9.8%(条件で8.3%・6.8%) 10% 22% 22%〜11%(金額で変わる) 販売手数料5%+決済手数料3.6%
依頼者が払う手数料 なし - 購入金額の5.5% -(お礼の「CHEER!」は依頼者が22%を負担) なし
出金・振込の手数料 1回458円(Kyashは254円) 200円(売上3万円以上は300円) 3,000円未満は160円・以上は無料 1回385円 -
料金表・メニュー × おまかせ金額と最低金額のみ ○ リクエストプラン ◎ 出品ごとに設定 ◎ 出品ごとに設定 ◎ 受付枠ごとに設定
打ち合わせ・修正 × 禁止 × リテイクの直接のやりとりはしない ◎ トークルーム ◎ メッセージ ◎ 直接やりとり
サービス内での集客 △ 検索・営業機能は意図的に制限 ○ pixivのユーザーに届く ◎ 依頼者が探しに来る ○ 依頼者が探しに来る × 自分のSNS・サイトから
支払い 先払い(運営が預かる) 先払い 先払い(運営が預かる) 先払い(運営が預かる) 先払い

記号の見方:◎ 得意・十分に使える / ○ 対応している / △ 一部対応・制限あり / × 対応していない / - 公式の案内に記載がない

1万円の依頼を受けたら、手取りはいくら?

手数料の率だけでは差がわかりにくいので、1万円の依頼を1件受けたときの手数料を計算しました(出金・振込の手数料は含みません)。

1万円の依頼を1件受けたときの手数料
  • Skeb(割引なし)980円9.8% → 手取り9,020円。条件を満たして6.8%なら680円・手取り9,320円
  • pixivリクエスト1,000円10% → 手取り9,000円
  • Citrushub Store860円5%+3.6% → 手取り9,140円
  • ココナラ2,200円22% → 手取り7,800円(依頼者は別に5.5%を払う)
  • SKIMA2,200円22%(2万円以下の取引)→ 手取り7,800円

2026年10月時点の各社公式の手数料で計算。出金・振込の手数料は含みません。

金額によっても変わります。

依頼の金額 Skeb(9.8%/6.8%) pixivリクエスト ココナラ SKIMA Citrushub Store
5,000円 4,510円/4,660円 4,500円 3,900円 3,900円 4,570円
10,000円 9,020円/9,320円 9,000円 7,800円 7,800円 9,140円
30,000円 27,060円/27,960円 27,000円 23,400円 25,200円(16%) 27,420円
  • Skeb の割引(8.3%・6.8%)は、過去30日間リクエストの募集を続けている、Xのプロフィールに Skeb のURLを載せている、などの条件を満たした場合で、5,000円未満のリクエストには適用されません
  • SKIMA は、オプションを含む取引額が 1,000〜20,000円で22%、20,001〜50,000円で16%、50,001円以上で11%です

手数料だけを見ると、おまかせ型と自分のサイト型が安く、相談型は高めです。ただし相談型の手数料には、依頼者を集める力と、打ち合わせやトラブルのときの仕組みの分も含まれていると考えるとよいでしょう。

ここからは、1つずつ特徴を見ていきます。

1. Skeb(スケブ)

もともと自分を知っているファンから、気軽にリクエストをもらうためのサービスです。

項目 内容
手数料 納品時にリクエスト金額から最大9.8%(条件で8.3%・6.8%)。出金は1回458円(Kyashは254円)
仕組み 依頼者がお題と金額を決めて送り、クリエイターが承認して納品する。やりとりは「リクエストをもらう」「納品する」の1往復だけ
得意なこと 描きたいリクエストだけを選べる。報酬は承認時点で運営が預かるので未払いがない。自動翻訳があり、公式の案内では依頼者の約35%が海外から
権利 著作権はクリエイターのまま。クリエイターは SNS や同人誌に自由に掲載できる。依頼者の利用は原則として個人での鑑賞と、自分のSNSのプロフィール画像など

ここが惜しい

  • 打ち合わせ・修正・資料のやりとりは規約で禁止。料金表で「この金額ならフルカラー」と保証することもできない
  • 公式の案内でも「お仕事の募集には向いていない」とされ、検索や営業の機能は意図的に制限されている。フォロワーが少ないうちは依頼が来にくい
  • 期限を過ぎると、理由にかかわらず依頼者に全額返金される(延長はできない)

2. pixivリクエスト

pixiv で作品を見てくれている人から、リクエストを受けられる機能です。

項目 内容
手数料 プラットフォーム手数料 売上の10%。銀行振込は売上3万円未満200円・3万円以上300円(PayPal は振込手数料なし、換金手数料は別)
仕組み リクエストプランで募集する内容と目安の金額を決める。届いたリクエストは7日以内に受けるかどうかを決め、受けたら届いた日から60日以内に、完成した作品を pixiv に投稿して納品する
得意なこと pixiv のユーザーに見つけてもらいやすい。プランは複数作れる。公開で受けたリクエストには、ほかのファンが同じ金額を上乗せする「相乗り」が集まることもある
公開範囲・用途 リクエスト作品は「全体に公開」「ログインユーザーに公開」「URL限定公開」から選べる。依頼者はリクエストに利用用途を追加でき、クリエイターが受けて完了すると、その用途で使えるようになる

ここが惜しい

  • 完了後も、修正指示やリテイクの直接のやりとりはしない決まり。打ち合わせしながら進める依頼には向かない
  • 納品は pixiv への投稿で行う(URL限定公開も可)ので、ファイルだけを渡したい依頼には合わないことも

3. ココナラ

イラストに限らず、さまざまなスキルを出品できる国内大手のマーケットです。

項目 内容
手数料 販売時の手数料22%(税込)。依頼者側にも購入金額の5.5%(税込)のサービス手数料がかかる。振込は3,000円未満で160円、3,000円以上は無料
仕組み メニューと料金を決めて出品し、購入されたらトークルームでやりとりしながら制作・納品する
得意なこと 依頼者がサービス内で探しに来るので、フォロワーが少なくても依頼につながることがある。打ち合わせ・修正・有料オプションに対応

ここが惜しい

  • 手数料22%は、ほかの方法に比べて大きい。1万円の依頼の手取りは7,800円
  • 依頼者は5.5%を上乗せして払うので、依頼者にとっての支払額も上がる

4. SKIMA(スキマ)

イラスト・デザインを中心にした、クリエイター向けの依頼マーケットです。

項目 内容
手数料 オプションを含む取引額が 1,000〜20,000円で22%、20,001〜50,000円で16%、50,001円以上で11%(いずれも税込)。振込は1回385円(税込)
仕組み メニューと料金を決めて出品し、購入申請・見積もり相談から取引を始める。依頼者の支払いは先払いで、運営が預かって納品後に渡す
得意なこと 見積もり相談・専用出品で、細かい条件の依頼にも対応できる。完成品を売る「opt販売」もある。販売実績に応じたクリエイターランクが表示される

ここが惜しい

  • 2万円以下の依頼では手数料が22%で、アイコンなどの手頃な依頼ほど手取りの割合が下がる
  • 振込は月2回のスケジュールで、本人確認・口座確認も必要

5. 自分の公式サイトで受ける(Citrushub Store)

依頼の受付枠を「商品」として、自分の公式サイトから販売する方法です(この記事を書いている BlueCitrus が運営しています)。

項目 内容
手数料 出店料・月額0円。販売手数料5%+決済手数料3.6%。1件ごとの固定手数料なし
仕組み 「アイコン1点」「立ち絵1体」のような受付枠を、料金・納品の目安日数とあわせて公開。依頼者は先払いで申し込み、クリエイターはファイルかURLで納品する
得意なこと 受付数の上限(例:今月は3枠)を決められ、上限に達したら自動で受付終了になる。依頼者は会員登録なしで申し込める。受けた依頼は Citrushub CRM に案件として登録され、納品までの進み具合を管理できる
権利・規約 利用範囲・修正回数・納期などの条件は自分で決めて書く

ここが惜しい

  • マーケットのような集客はありません。 依頼者は自分のSNSや公式サイトから来てもらう必要があり、フォロワーが少ないうちは依頼が集まりにくい
  • 打ち合わせや修正のルール、トラブルのときの対応を自分で決める必要がある(依頼の契約・利用規約で決めること)
  • 自分で販売するので、特定商取引法に基づく表記が必要(住所・電話番号を非公開にする設定には対応。個人クリエイターの特定商取引法表記)

目的別の選び方

目的から選ぶと
  1. 打ち合わせなしで、描きたい依頼だけ受けたいSkeb(Xで活動中)、pixivリクエスト(pixivで活動中)
  2. フォロワーが少なく、まず依頼者に見つけてほしいココナラ、SKIMA
  3. 企業や、細かい指定のある依頼を受けたいココナラ、SKIMA(見積もり相談・修正に対応)
  4. 料金表どおりに受けて、手数料も抑えたい自分のサイト+Citrushub Store
  5. 海外のファンからも依頼を受けたいSkeb(自動翻訳)

1つに絞る必要はありません。たとえば、マーケットで新しい依頼者と出会い、リピーターには自分のサイトの受付枠から直接申し込んでもらうという使い分けもできます。Skeb の公式の案内でも、Skeb で知り合った依頼者と次から直接取引してよいとされています(ほかのサービスでは、サービス外での直接取引を禁止している場合があるので、各サービスの規約を確認してください)。

料金の決め方は依頼料金の決め方と値上げ、募集文の書き方は有償依頼の始め方と募集文で解説しています。どのサービスでも使える料金表の画像は、無料の依頼の料金表メーカーで作れます。

よくある質問

手数料がいちばん安いのはどこですか?

1万円の依頼なら、条件を満たした Skeb(6.8%)がいちばん安く、次が Citrushub Store(8.6%)、Skeb の割引なし(9.8%)、pixivリクエスト(10%)の順です(2026年10月時点)。ただし、Skeb の割引は5,000円以上のリクエストで条件を満たした場合だけです。

依頼サービスで受けた作品の著作権は誰のものですか?

サービスと取引の条件によって違います。Skeb は、著作権はクリエイターのままで、依頼者の利用は原則として個人での鑑賞などに限られます。ココナラ・SKIMA・自分のサイトで受ける場合は、出品ページや規約に、利用範囲や著作権の扱いを自分で書いておくのが安心です。基本はイラストの著作権の基本で解説しています。

複数のサービスを同時に使ってもいいですか?

使えます。ただし、受付枠を合計で管理しないと、引き受けすぎて納期に間に合わなくなることがあります。どのサービスでいくつ受けているかを1か所にまとめておきましょう(スプレッドシートでの案件管理の限界)。

確定申告は必要ですか?

依頼の売上から経費を引いた所得の金額や、会社員かどうかなどによって必要かどうかが変わります。手数料や振込手数料は経費にできます。詳しくは確定申告で経費にできるもので解説しています。

まとめ

  • 依頼サービスは、**おまかせ型(Skeb・pixivリクエスト)と相談型(ココナラ・SKIMA)**に分かれる。自分のサイトで受付枠を売る方法もある
  • 1万円の依頼の手取りは、Skeb 9,020〜9,320円・Citrushub Store 9,140円・pixivリクエスト 9,000円・ココナラ 7,800円・SKIMA 7,800円(2026年10月時点の公式の手数料で計算)
  • フォロワーが少ないうちは、集客力のあるココナラ・SKIMA。ファンがいるなら Skeb・pixivリクエスト。料金表どおりに受けて手数料を抑えたいなら自分のサイト
  • 手数料だけでなく、打ち合わせができるか・作品の権利・集客も合わせて選ぶ

参考資料

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